強い毒をもつ外来種
先月、広東省広州市の南沙港を出航し神戸港に到着したコンテナが、尼崎市に移動した時点で発見された「ヒアリ」
攻撃性と毒性が強く、刺されると体質によってアナフィラキシー・ショックを引き起こす可能性があり、非常に危険な外来種の昆虫です。
今回は神戸港でしたが、他の港や空港においても同様のリスクがあります。
もし見つけてしまったら
ヒアリは2.5~6mm程度の大きさで、他の蟻との違いが非常にわかり難い様です。
怪しい物体を見つけたら、必ず管轄区域の環境省地方環境事務所の方へ連絡するようにしてください。
連絡先URL:http://www.env.go.jp/region/index.html
※よく公園などにいる、黒々としていて結構大きめなプリンっとした蟻はヒアリではありません。
全体は赤茶色で腹部が黒っぽい赤色
そして、強い毒を持つため、絶対に生きた個体を素手で触らないようにしてください。
もし刺されてしまったら
症状
軽度:刺された部位の痛みやかゆみあり
中度:部分的または全体的にかゆみを伴う発疹(じんましん)が現れる
重度:呼吸困難、血圧低下、意識障害(アナフィラキシーの可能性)処置が遅れると命の危険を伴う
「ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なります。刺されたときには安静にし急激に容態が変化する場合には速やかに病院へ」との事です。
ストップ・ザ・ヒアリ(ヒアリの特徴・生態・駆除方法・刺されたときの対処方法等の参考):https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/r_fireant.pdf
環境省HPより
その他、全国の医療機関の処方せんを受付けます。