セルフメディケーションとは
世界保健機構(WHO)はセルフメディケーションの定義として「自分の健康には自分で責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と謳っています。
取り組みとしては、簡単に言うと「普段から運動、食事、睡眠時間を自分自身で管理し、軽い怪我や体調不良が起きたときは、OTC医薬品を上手に利用して自分で手当てする」との事です。
そのためには、かかりつけの薬局や薬剤師を決めておくと、アドバイスを受けたり、医師が処方する医療用医薬品との重複利用、飲み合わせによる副作用などを防ぐことができます。
お薬手帳に自分の飲んでいる薬の記録をつけておくことも重要になってきます。
セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)とは
その軽い怪我や体調不良が起きたときに購入したOTC医薬品が、一定の条件を満たせば、確定申告で税金が還付、減税される制度です。
一定の条件とは…
特定の成分を含むOTC医薬品の購入額が年間合計12,000円以上で、さらにその年に会社や自治体の健康診断等を受けていれることが条件となります。
特定の成分とは…
医師が処方する医療用医薬品でもOTC医薬品でも使える成分の事です。
詳しくは厚生労働省のホームページに載っていますので、要チェックです。
オマケ
世界保健機構の定義…あぁ懐かしい…
中1の保健の時間に暗記させられて、未だに忘れることの出来ない健康の定義…。
「ケンコウトハ シンタイテキ セイシンテキ ソシテ シャカイテキニ カンゼンニ リョウコウナ ジョウタイニ アルコトデアッテ、タンニ ビョウキデナイトカ キョジャクデナイト イウコトデハナイ」
暗号のように覚えてしまったのです。
その他、全国の医療機関の処方せんを受付けます。