少し前から、「麻疹(以下はしか)」が世の中に蔓延していて、一時期程ではないにしても未だに衰えを見せていないようです。
空白の世代:27歳から40歳の方は要注意!ということらしいです。
というのも・・・
1988年に許可されたMMRワクチン ・・・
それまではしかの予防接種は単独だったと思いますが、、、
はしか・おたふくかぜ・風しんの混合ワクチンで、当初は1度に3つのワクチンが打てると言うことで大変便利!と私も娘に打ちました。
しかしながら、しばらくするとおたふくかぜワクチンの株による髄膜炎の発症が多発し、2歳年下の弟の時には、はしかのワクチン単独でしか打ちませんでした。
その様なことがあったためか、一時期ワクチンの摂取率がガタンと下がってしまったようです。
そして40歳以上の方は、子供の頃に大抵はしかにかかっている、という事で、このあいだの年齢を「空白の世代」と言って、はしかにとって要注意世代という事みたいです。
なぜこんなに蔓延してしまうか、というのは
はしかは空気感染するウイルス感染症で、ほかにこのように空気感染する病原体は、ほとんど無いようです。
空気感染なので多くの人に感染しやすい、というのが理由らしく、マスクやうがい、手洗いなど、よく言われる対策では効果が無いというのも理由のひとつみたいです。
「対策は予防接種のみ!」という事で、過去予防接種を徹底していたおかげで、15年には「麻疹排除状態である」とWHOからお墨付きをもらったにもかかわらず、海外からの渡航者によって再度持ち込まれ、再び蔓延する事に。
はしかの予防接種は「1歳児」「就学前」「中学1年生相当」「高校3年生相当」と明確に接種時期が決められているにもかかわらず、「忙しかった」「受けようと思っていた日に風邪をひいた」などの理由でしっかり接種しなかったため、抗体を充分持っていない人が大勢いる、という事だそうです。
大人は自費で接種しなければならないですが、やはり抗体が充分でないと思われる方は予防接種が必要であると思われます。
筆者は小学生の夏休み、キックベーボールの試合の日にはしかにかかって、悔しい思いをした事を未だに覚えています…。
その時の母親がなんだかすごく優しかった事も…。超しんどかったのかもしれませんが、そんな事もう忘れていますし、試合には行けなかったけど、たまに病気するのもいいなぁとちょっとだけ思った様な。
オマケ
いよいよ鴨川のカルガモちゃんのお引越しの季節
今か今かと、テレビ局のカメラ達が待っておられる様ですがなかなかですねー。
そもそも何故かるがもちゃんがお引越しするのか…
かるがもは水辺から離れた安全な場所に卵を産むそうなのですが、親の役目は出産までで、他の鳥達の様に親鳥が餌を取ってきて子供達に与える、という事はしないんだそうで。
えっ?!ネグレスト?! いやいや…遺伝子、遺伝子。
「安全な場所で出産」とは言っても、からす等に食べられてしまい、今は4羽ががんばって残っている様です。
そのため出産後は、えさの豊富な水辺へとお引越しが必要になるそうで…
今日あたり、あのかわいいお引越し風景がニュースで流れるかもですね。
その他、全国の医療機関の処方せんを受付けます。